家購入予算の立て方① いきなり無料のFP相談に行って失敗した話

家購入予算の立て方① いきなり無料のFP相談に行って失敗した話

コロナ禍にも関わらず、中古マンションを
買ってしまいました。

購入を決断した要素はいくつかあり、
住んでいた地域が保活激戦区だったり、
駐車場問題で大家さんとの関係が微妙になってきたり、
丁度賃貸住宅の更新期限が近付いてきていたり、などなど。

足掛け4年近くぼんやりと進めていた家購入に
遂に終止符が打たれたので、その記録と
これから住宅購入をしようと考えているかたの一助として残します。

前置きが少々長くなりますが、まずは住宅購入のための予算立てから。

いきなり無料のFP相談はNG

家探しの初期は、気になった新築マンションのモデルルームを見学していました。
新築は気持ちよく、モデルルームの華やかな雰囲気を楽しんでいたのですが
アンケート用紙の記入から、いざ価格表を前にしたときに、我が家は一体いくらまでの住宅なら買えるのか全くわかっていないことに気づきました。

そのため、あるマンション見学でおススメされたFP相談会にお世話になったのですが。。。。
それが準備不足もあり、完全に失敗で終わりました。

FP相談会では、今の生活状況や、将来の計画や思いについて
ヒアリングシートをもとにイロイロ聞かれます。


ですが、いかんせん当時の私たちは、
 ・自分たちが毎月いくら生活費に使っているか
 ・今現在の住宅購入に使える資金がどのくらいあるのか
 ・将来子供は何人欲しいのか
 ・夫婦共働きをいつまで続けるのか 等
シミュレーションに必要な情報が非常にあいまいで
仮、仮、仮だらけのデータで試算していき。。

結局、買えるのか買えないのかよくわからない結果を頂戴し、相談会は終わってしまいました。

私たちに落ち度があったことは確かですが
いま振り返ると、マンション付随のFP相談といういことで
自分たちに合っていない部分もあったと思います。

 ・ちょっとした条件の変化でも持ち帰えらないとシミュレーション結果を変えられない
 ・マンション購入を目的としたFP相談のため、どうやったら買えるのかに終始してしまう
 ・最後は、夫婦共働きを続ければ・・を連呼される。
  (そりゃあ2馬力フルで60歳まで働けば買えるかと。。)

最終的には、「2000万台の住宅購入が幸せに暮らせるラインじゃないですかね」
(探していた地域の新築マンションは最低4000万台くらいから)という、ありがたいお言葉を頂戴し、
住宅購入に対するモチベーションが一気に下がって氷河期時代に突入しました。

予算をキチンと把握するためには準備が大事ということに気づく(遅い)

2000万円事件のショックが響いていた我が家では、狙いを中古市場に変更し
SUUMOや各種不動産会社のHPで住みたいエリアの情報をゆるりとチェックする日々が続いていました。

ごくまれに、立地がよく、築年数もそんなに古くない物件が引っかかることもありましたが「あ~、ここ良さそう。どうかな~」と思っている間に、パッと捌けてしまい結局見学も行かず仕舞いという有様が続いていました。

そんな日々の転機となったのは、第一子が産まれたことでした。

狭い我が家に親類が来るたびに、一時的にお風呂場へモノを移動し、空間を確保するという日々。
また、子供もあっという間にハイハイしだし、部屋はおもちゃで溢れ、
どんどん手狭になっていく危機感から、ついに本気で住宅購入を目指すことにしました。

これまでの行いを反省し、良さそうな物件が出たときに、素早く動くために何が必要かを検討した結果、住宅購入の予算と、どのような物件なら予算内におさまるのかをキチンと把握することから始めることにしました。

 a)結局いくらまでなら、住宅購入に使っても大丈夫なのか
 b)物件の種類・状態によって、いくらまでの物件を買えるのか

もう一つ大事な部分として、「c)その物件。本当に買っても大丈夫か。」という点があったのですが、この点は素人が判定するには難しく、プロに相談というのが定石のようでしたので、私たちの家探しでは目をつぶってしまいました。
(以前不動産関連のサイトで紹介されていた「物件購入は自分を貸主にした安全性の高い賃貸事業」という内容が妙にスポッとハマってしまったため、盲信することにしました)

次回。「予算を立てる」へ続きます。(作成中)

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